お疲れ様です。「メリ爺の事務攻略万歳!」へようこそ。 管理人のメリ爺です。
毎月25日や月末が近づくと、なんとなく胃が痛くなりませんか?
- 「来週の材料費の支払い、足りるかな…」
- 「売上は上がっているはずなのに、なぜか通帳にお金がない」
- 「税理士は『黒字です』と言うけど、全然そんな実感がない」
もし一つでも当てはまるなら、あなたの会社は「黒字倒産」の予備軍かもしれません。 今日は、そんな恐怖から解放されるための「資金繰り表(日繰り表)」の話です。
なぜ「利益」があるのに「現金」がないのか?
建設業やフリーランスの親方によくあるのが、この「黒字倒産」です。 理由はシンプル。「お金が入ってくるタイミング」より「お金が出ていくタイミング」の方が早いからです。
【よくある死亡パターン】
- デカイ仕事を受注した!(売上100万円確定!やったぜ!)
- 先に材料費や外注費を払う(-50万円出ていく…)
- 通帳の残高がゼロになる
- 100万円が入金されるのは「来月末」
- 明日、銀行引き落としがあるのに金がない(=THE END)
これが黒字倒産の正体です。 いくら「来月末に100万入る」としても、「明日の1万円」が払えなければ、会社は終わるのです。
我々経営者に必要なのは、過去の通信簿(試算表)ではなく、「未来の天気予報(資金繰り表)」です。
【無料配布】未来が見える「黒字倒産バスター」
「でも、資金繰り表なんて作るの面倒くさい…」
そんな親方のために、Excelで使える、超シンプルな資金繰り表を作りました。 名付けて『黒字倒産バスター(3ヶ月未来予測版)』です。
まずは以下のボタンからファイルをダウンロードしてください。 (※マクロなどは入っていない、安全な普通のExcelファイルです)
このツールの「ここが便利!」
ダウンロードしたExcelを開いてみてください。 難しいことは一切ありません。電卓も不要です。
【解説】なぜ自動で計算できるのか?(仕組みの話)
さて、ここからは「Excelの便利さ」に興味がある方向けのお話です。
「なんで数字を入れるだけで、勝手に色が着いたり計算されたりするんだ?」 実は、このExcelの裏側には、経営に役立つ2つの「仕掛け」がしてあります。
仕掛け1:残高の「バケツリレー」数式
この表の「予想残高」の欄には、単純ですが強力な数式が入っています。
= 前日の残高 + 今日の入金 – 今日の出金
Excelは、この計算を1行目から最後まで、バケツリレーのように繋いでいます。 だから、例えば今日「10万円の入金」を入力すると、その結果が明日へ、明後日へと瞬時に伝わり、3ヶ月先の残高まで一瞬で書き換わるのです。
手計算だと、途中で1箇所修正したら全部やり直しですよね? Excelなら、過去を書き換えても未来が自動修正されます。これが最大のメリットです。
仕掛け2:ミスを防ぐ「条件付き書式」
「残高がマイナスになったら赤くする」。 これは、私が手作業で色を塗っているわけではありません。「条件付き書式」という機能を使っています。
ルール:「セルの値が 0 より小さい場合、背景を赤くする」
このルールを一度設定しておけば、Excelが見張り番をしてくれます。 人間は疲れると見落としますが、Excelは絶対に見落としません。この「ミスのない監視機能」こそ、経営者がExcelを使うべき理由です。
「入力すら面倒くさい」という親方へ(AIの出番)
「仕組みは分かった。でも、請求書の日付とか金額をいちいち入力するのが面倒なんだよ!」
ごもっともです。その「入力の手間」が資金管理を挫折させる一番の原因ですよね。
実は、AI(ChatGPTなど)を使えば、請求書や領収書の写真を撮るだけで、自動的にこの表に入力させることも可能です。 もう、夜な夜な電卓を叩いてExcelに入力する必要はありません。
メリ爺からの提案
「現金の動き」が見えれば、夜もぐっすり眠れるようになります。 資金ショートの恐怖におびえる経営は、今日で卒業しましょう。
もし、以下のようなお悩みがあれば、ぜひメリ爺にご相談ください。
▼ 資金繰り・DX相談受付中
- AI自動入力システム構築:請求書をスマホで撮るだけで、資金繰り表に自動反映させたい。
- 資金ショート対策コンサル:「来月ヤバイ」と分かった時、具体的にどう動けばいいかのアドバイス。
- 事務の完全自動化:現場に出ている間に、事務処理が終わる仕組みを作りたい。
お問い合わせは、コメント欄またはフォームからお気軽に。 まずは無料のExcelツールで「未来」を見て、安心を手に入れてください。
それでは、ご安全に!


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