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GPTs共有方法を事故ゼロへ:社内権限設定と漏えい対策7項目

④AI参謀の活用

社内でGPTを配りたい。でも「リンクが流出したら?」「退職者が出たら?」「誰が何を見られる?」が怖くて止まる。これ、めちゃくちゃ普通の反応です。

実は“GPTの共有”は、公開・リンク・社内共有で「見える範囲」と「事故の起き方」が別物です。さらに社内共有で権限を一段ミスると、会話ログではなく“設計図そのもの”(設定やナレッジ)が複製され得ます。

この記事で分かること(結論)

  • あなたの用途が Private / リンク共有 / 社内共有 / 公開 のどれかを3秒で仕分けできる
  • 社内共有の Can chat / Can view settings / Can edit を、事故が起きにくい基準で選べる
  • 「会話共有リンク」と「GPT共有」を混同せず、社内ルールに落とせる

答えはシンプルで、用途を「試作/限定配布/社内展開/一般公開」に仕分けし、社内は最小権限(Can chat中心)+引継ぎルールで“死なない運用”にするだけでOKです。

このブログは「動くコード」より「育て続ける設計・運用」を重視します。属人化とデジタル・スラムを防ぐ前提で、共有と権限を整理していきます。

※GPTsそのもの(通常チャットとの違い)が曖昧な人は、先にここで整理してから戻ると迷いません。

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GPTs共有で選べる公開範囲

gpts_share_scope_overview

GPTsの共有は、基本は3つ(Private / Anyone with link / Everyone)です。さらに社内で使うなら、本命がワークスペース共有(Team/Business/Enterprise/Eduなど)になります。

先に答え(迷う時間を減らす)

  • 試作・検証:Private(自分だけ)
  • 限定配布:Anyone with link(配布設計が命)
  • 社内展開:ワークスペース共有(権限設計が命)
  • 不特定多数:Everyone(GPT Store公開)

公開範囲の選び方〜Publishまでを画面つきで確認したい人はこちら(迷子ゼロ手順)。

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非公開で自分だけが使う

試作・検証・一人運用なら、非公開がいちばん安全です。

理由は単純で、共有が発生しないからです。

仕様が固まる前に人へ配ると、後で直したい時に「誰の業務が止まるか分からない」状態になります。これ、地味に効いてきます。

私のやり方は、まず非公開で“仕様を固めるフェーズ”を必ず1回作ることです。

ここで役に立つのが、あとから説明できる「プロンプト改訂ログ」です。

プロンプト改訂ログ(運用例)

  • 2026-02-01:質問の聞き返しを追加(入力が雑でも事故らないため)
  • 2026-02-03:出力形式を「箇条書き→表」に変更(経理が転記しやすいため)
  • 2026-02-07:禁止事項を追記(個人情報が出ないため)

試作で固める5項目(チェックリスト)

  • 何を入力したらOK/NGか(禁止入力)
  • 出力の型(箇条書き・表・メール文など)
  • 聞き返し条件(情報が足りない時の質問テンプレ)
  • 例外対応(分からない時はどう返すか)
  • 改訂ログ(誰のために、何を、なぜ変えたかを1行)

※「非公開のまま育てる手順」は、上で貼った「画面つき手順」のPrivate運用パートにまとめています。

リンクを知る人だけが使う

限定配布ならリンク共有が手軽です。

ただし、リンク共有はアクセス制御ではありません

リンクを知った人=使えるが基本なので、配布設計をサボると一気に危なくなります。

私がヒヤッとした想定はこれです。相手に悪気がなくても起きます。

想定事故:顧問先に渡したリンクが転送される

配布者 → A社担当 →(便利だから)社内チャット転送 → 担当退職 → リンクだけ残存

この事故の嫌なところは、「誰が持っているか分からない」のに、リンクが生き続ける点です。

対策は“技術”より台帳+文面固定+棚卸しです。

配布台帳(これだけで事故が減る)

配布先 担当者 用途 配布日 棚卸し日 停止判断
A社 山田さん 月次チェックの質問補助 2026-02-05 毎月1日 継続/停止
B社 佐藤さん 見積り文面の下書き 2026-02-08 毎月1日 継続/停止

配布時に必ず入れる固定文(テンプレ)

  • このリンクは貴社担当者のみ利用可です(再配布禁止)。
  • 個人情報・契約書全文・社外秘は入力しないでください。
  • 利用停止や不具合は、以下の窓口に連絡してください(窓口)。
  • 月1で利用継続を確認します(棚卸し)。

※リンク共有の「配布文面」「棚卸しチェック」「停止の考え方」は別記事で深掘りします(タスク起票済み)。

GPT Storeで一般公開する

不特定多数に配るなら、GPT Store公開(Everyone)です。

公開した瞬間から「あなたの意図しない使われ方」が混ざります。なので公開前に、誤解されるポイント入力禁止を先に置くと火種が減ります。

私が公開前に必ず書くのは、この4点です(短くてOK)。

公開前の「誤解・炎上」対策テンプレ

  • 免責:本GPTは一般情報の提供です。最終判断は利用者が行ってください。
  • できない宣言:「税務相談できますか?」→ できません(専門家へ)。
  • 入力禁止:個人情報・契約書の全文・顧客名簿は入れないでください。
  • 連絡先:不具合・誤回答の報告先(メールやフォーム)

もう1つ大事なのが表示名/ドメインです。公開すると、作者として何が出るかを先に決めないと後悔します。

公開前チェック表(地雷を踏まない)

項目 チェック観点 ありがちな地雷ワード例
表示名 誤解されない/権威を偽らない 「公式」「認定」「監修」
ドメイン表示 会社名・個人名の出し方を決める 会社と無関係な表現
カテゴリ 用途と一致 釣りカテゴリ
説明文 できること/できないことを明記 「何でも解決」

注意:Apps(外部連携)を使うGPTは、公開できる範囲が変わることがあります。先に「公開できる/できない」を確認してから作り込むのがおすすめです。

公開範囲(Everyone)を含むPublishの流れと、画面での迷子ポイントは「画面つき手順」の記事にまとめています。

ワークスペースで社内共有する

社内展開の本命は、ワークスペース共有です。

ここは「権限設計=内部統制」だと考えるとブレません。

理由は、社内で配った瞬間にGPTが業務インフラになるからです。

誰に何を許すかが曖昧だと、事故が起きた時に説明できません。

ワークスペース共有は、出し方が複数あります。

  • 特定ユーザー/グループに共有(招待して渡す)
  • 社内のリンク共有(例:同じワークスペースの「リンクを知る人」)
  • ワークスペース内に公開(社内のExploreに出す)

さらに重要なのが、共有時に権限を選べる点です。

この権限をミスると、会話ログではなく設定(設計図)側が広がります。

権限(Can chat / Can view settings / Can edit)の具体的な違いと、事故を避ける基準は次の章で詳しく解説します(ここが本題です)。

社内で先に決めておく一文(コピペ用)

社内配布は原則「利用のみ」。設定閲覧や編集を許可するのは、責任者承認と台帳登録を行った担当者に限定する。

比較表:非公開/リンク/社内共有/一般公開

方式 対象 事故の起き方 向いている用途
非公開(Private) 自分だけ 共有が発生しない 試作・検証・個人業務
リンク共有(Anyone with link) リンクを知る人 転送・放置で拡散 顧問先など限定配布
社内共有(ワークスペース) 社内ユーザー 権限ミスで設定が広がる 業務の標準化・内製支援
GPT Store公開(Everyone) 不特定多数 誤解・想定外利用 一般配布・集客

ここまで整理できれば、次は「用途別にどれを選ぶか」を3秒で決められます。

3秒で決まる共有設定チャート

share_setting_3sec_chart

用途別のおすすめ設定

共有設定は「誰に渡すか」じゃなくて、用途で決めるのが一番ラクです。用途が決まれば、共有範囲も権限もほぼ自動で決まります。

なぜなら、共有方式ごとに事故の起き方が違うからです。ここを混ぜると「漏えい」か「運用が止まる」のどちらかが起きます。

3秒チャート(まずこれだけ)

1) まだ試作?                → 非公開(Private)
2) 相手が少数で限定配布?      → リンク共有(Anyone with link)
3) 社内の業務として展開?      → ワークスペース共有(社内共有)
4) 不特定多数に配りたい?      → GPT Store公開(Everyone)

私は実際に、同じGPTをこの4つで切り替えて、別ブラウザ(シークレット)+別アカウントで開き直して確認します。

その結果、迷うポイントはいつも同じで、「社内なのにリンク共有で配り始める」パターンが一番ヤバいです。便利だからやりがちなんですよね。

私のヒヤッとした想定(よくあるやつ)

社内用に作ったGPTを「とりあえずリンクで配る」→ 社内チャットで転送される → 退職者のログにリンクだけ残る → 誰が持ってるか分からないのにリンクが生き続ける

用途で決めた後は、「最小権限」だけ守ればOKです。特に社内共有はここで事故が止まります。

用途 おすすめ 基本の権限 やること(最低ライン)
試作・検証(自分だけ) 非公開(Private) 自分だけ 仕様が固まるまで配らない/改訂ログを残す
顧問先など少数に限定配布 リンク共有 利用のみ 配布名簿を作る/再配布禁止を固定文にする/棚卸し日を決める
社内の業務として展開 ワークスペース共有 原則Can chat view/editは例外にする/権限台帳を持つ/退職・異動の引継ぎルールを作る
不特定多数に配る(集客含む) GPT Store公開 利用のみ 表示名・説明文・免責・入力禁止を用意/問い合わせ窓口を決める

どこまで見られるかの不安を解体する

visibility_anxiety_map

不安の正体は、だいたいこの4つです。

  • 作者に「会話ログ」が見られるのか
  • 設定(プロンプト等)やナレッジ(添付ファイル)が抜かれるのか
  • 外部連携(Actions/Apps)で入力が外へ出るのか
  • 入力内容が学習に使われるのか

先に安心材料を置きつつ、危ないポイントだけ潰します。守る場所を間違えないのが一番ラクです。

誤解マップ(ここだけ覚える)

対象 作成者に見える? 事故ポイント
ユーザーの個別会話ログ 原則、見えないとされている 「GPTの共有」とは別に、会話共有リンクを作ると会話そのものが見える(※会話共有の章で)
設定(プロンプト等) 権限次第 社内共有でview/editを渡すと“設計図”を見られる/複製され得る
ナレッジ(添付ファイル) 権限次第 view settingsで「設定+ナレッジ」が複製され得る前提で考える
外部送信(Actions/Apps) 送信され得る 第三者サービスの利用規約・保存・再利用の扱いが絡む

GPTの作者が見られないもの

作者(GPTの作成者)は、ユーザーの「個別の会話ログ」を見られないとされています。

ここを勘違いして「どうせ見られるから…」となると、守る場所がズレます。

私が検証するときは、こうします。

  • 自分でGPTを作る
  • 別アカウントでそのGPTを使って会話する
  • 作成者側の画面に戻り、会話内容を読む導線があるか探す

つまり、怖がるべきは「会話そのもの」ではなく、共有のやり方と権限です。

特に社内共有で権限をミスると、会話ログではなく設計図(プロンプトやナレッジ)が動きます。

ここでの結論

  • 「会話ログが作成者に丸見え」系の不安は、いったん下げてOK
  • 代わりに見るべきは「設定を見せる権限」「ナレッジに入れる情報」

外部連携があると入力が外部へ送られる

Actions/Appsなどの外部連携があるGPTは、入力の一部が第三者サービスに送られる可能性があります。

社内で怖いのはここです。相手先の保存や再利用のルールが絡むので、社内説明が必要になります。

私がやる簡単な検証イメージはこれです(技術者じゃなくてもOK)。

  • 外部連携がONのGPTに、テスト文を入力する
  • (可能なら)受信ログが見えるテスト環境で、送信された内容の範囲を確認する
  • その結果を「注意書き」に固定して、社内ルールに落とす

社内稟議向け:外部連携の承認フロー(例)

依頼(現場)→ 審査(情シス/総務)→ 承認(責任者)→ 設定(編集者)→ 棚卸し(月1)
  • 審査で見る:送信される情報の種類/保存期間/再利用の有無/問い合わせ先
  • 承認者:最終的に責任を持つ人(経営者 or 情シス責任者)

注意書きは「説明文の先頭」に固定がおすすめです。後から揉めにくいです。

【注意】このGPTは外部サービスと連携する場合があります。入力内容の一部が外部へ送信される可能性があります。個人情報・契約情報・社外秘は入力しないでください。

無料と法人プランで学習利用の前提が違う

学習利用(モデル改善への利用)は、プランと設定で前提が変わります。

社内利用で最初に固めたいのはここです。ここが曖昧だと、導入の説明が毎回ぶれます。

私は社内向けに、こう整理して文書にします。

  • 個人向け:設定によっては会話がモデル改善に使われる可能性がある(オン/オフを確認)
  • 法人向け:契約・管理設定で「学習利用しない」前提になっていることがある(管理画面と契約で確認)

重要なのは「断言」じゃなくて、自社の契約と設定を根拠にして社内規程へ書くことです。

私の運用ルール(そのまま使える書き方)

  • 利用プラン名(例:個人/法人)を明記する
  • 設定の確認場所(設定画面の項目名)を明記する
  • 四半期に1回、設定を見直す(仕様変更に備える)

具体的な確認手順(Data Controlsの見方、法人管理画面での統制、学習利用の考え方)は、別記事「プライバシー/データ管理」でまとめます。社内に配る前に、そこまでセットで押さえておくと説明が止まりません。

社内共有の権限は3段階で事故が決まる

workspace_permission_levels

社内共有は、権限を1段ミスるだけで事故の種類が変わります。

ポイントは「現場は使うだけ」「教育は期限付き」「編集は管理者だけ」の3つに割り切ることです。

この章の結論(社内で揉めないルール)

  • 配布の基本はCan chat(現場は“使うだけ”にする)
  • Can view settingsは教育目的でも最小人数+期限(設計図が見えて複製され得る)
  • Can editは運用担当のみ+2名以上(退職・異動で詰まない)
権限 できること(要点) 事故の起き方 渡す相手(目安)
Can chat チャット利用のみ 入力ミス・機密入力(運用で防ぐ) 現場(利用者)
Can view settings 設定閲覧+複製+チャット 設計図(プロンプト/設定/ナレッジ)が広がる 教育担当(限定)
Can edit 設定編集+複製+チャット 仕様ブレ・改訂事故・責任不明 運用担当・管理者のみ

権限設定チェック7項目(漏えい対策)

permission_checklist_7

「事故が起きない社内共有」に必要なのは、難しい技術ではなく7つの確認です。社内規程にそのまま落とせる形で置きます。

  1. 用途を固定:このGPTは「何のため」か(業務範囲を1行で書く)
  2. 共有方式を固定:Private / リンク共有 / 社内共有 / 公開 のどれかを決める
  3. 権限は最小:配布の既定は Can chat(現場は“使うだけ”)
  4. view/editは例外扱い:承認者・目的・期限を必ず付ける(台帳に残す)
  5. ナレッジ投入ルール:入れて良い/ダメの線引きを文章化(原本は別管理)
  6. 外部連携(Apps/Actions)審査:送信先・保存・再利用・問い合わせ先を確認して注意書きに固定
  7. 月1棚卸し:編集者が1人になっていないか/viewが増殖していないか/不要GPTを止める判断ができるか

担当の割り当て(おすすめの最小形)

  • 所有者(最終責任):部門長(用途・停止判断・例外承認)
  • 編集者(運用担当):総務/情シスの2名(設定変更・改訂ログ)
  • 利用者:現場(Can chatで使うだけ)

一次情報ログで検証してスクショ化する手順

verify_and_screenshot_steps

共有設定は「自分の画面」だけ見ても判断を間違えます。

事故を限りなくゼロに寄せるなら、共有範囲を切り替え → 別ブラウザ/別アカウントで開く → 見える範囲を表に固定 → スクショで証拠化までを1セットにしてください。

  • 社内に出す前に「誰に何が見えるか」を自分の環境で確定できる
  • 仕様変更があっても、スクショとログがあればすぐ再検証できる
  • 退職・異動があっても「なぜその権限にしたか」が残る

共有URLを別ブラウザと別アカウントで開く

答え:共有設定を触ったら、必ずシークレット(別ブラウザでもOK)+別アカウントで開いて確認します。

自分が作成者だと、権限が盛られた状態で見えてしまい「大丈夫そう」に見えるからです。

やることはシンプルです(5ステップ)

  1. 検証用GPTを1つ作る(内容はテストでOK。社外秘は入れない)
  2. 公開範囲(非公開/リンク共有/公開)を切り替えて、共有URLをメモする
  3. シークレットウィンドウで開く(ログイン状態の影響を切る)
  4. 別アカウントで同じURLを開く(社内なら「利用者役」のアカウント)
  5. 下の検証表を埋めて、そのままスクショ化する

小さなコツ:スクショは「見えた/見えない」より、どの画面を見たかが大事です。共有設定画面、GPTの表示画面、権限選択画面の3点は最低でも押さえます。

検証表(雛形:このままコピペして埋めてください)

共有設定 ログイン要否 表示:名前/説明 表示:作者/ドメイン 操作:チャット 操作:複製 操作:設定閲覧 操作:編集 メモ(気づき)
非公開 共有URL自体が出ない/他者アクセス不可
リンク共有 条件次第 × × 「リンクを知る人=使える」前提。配布設計が命
社内共有(Can chat) 要(社内) × × × 現場配布の基本形
社内共有(Can view settings) 要(社内) × 設定閲覧と複製ができる。ナレッジがあると複製に巻き込まれ得る
社内共有(Can edit) 要(社内) 運用担当のみ。編集者は複数にして退職リスクを潰す
GPT Store公開 条件次第 条件次第 × × 表示名/ドメインがどう見えるかを必ず確認

※「—」はあなたの環境で○×を埋める欄です。

※「条件次第」は、プラン/管理設定/UI変更で動くことがあるので、必ず自分の環境で再確認してください。

スクショは“5枚セット”で残すと後で迷いません

  • ① 公開範囲を選ぶ画面(Private / Anyone with link / Everyone)
  • ② シークレットで開いたGPT表示(名前・説明・作者/ドメインが見える箇所)
  • ③ 共有(社内共有)で権限を選ぶ画面(Can chat / Can view settings / Can edit)
  • ④ Can view settingsで見える設定画面(Instructions/Knowledgeの存在が分かる箇所)
  • ⑤ 実際のチャット画面(初回の注意書きが表示される箇所)

社内向けの注意:スクショに社員名やワークスペース名、社内URLが映ることがあります。共有前にモザイク(塗りつぶし)してから貼ってください。

会話の共有リンクとGPT共有を混同しない

chat_share_vs_gpt_share

答えはこれです。会話の共有リンク=会話の中身が見えるリンクGPT共有=GPTを使える範囲の設定。別物です。

ここを混同すると、「GPTを社内共有しただけのつもり」が、実は顧客名や契約内容入りの会話ログを“誰でも見られるリンク”で配っていた…みたいな事故が起きます。

  • GPT共有:誰がそのGPTを使えるか(権限・設計図の扱いが論点)
  • 会話共有:その会話を丸ごと見せる(内容漏えいが論点)

会話共有は会話そのものが見える

会話共有リンクは、その会話のスナップショット(会話の全文)が見えます。GPTの共有とは別ルートで情報が外に出ます。

理由はシンプルで、会話共有リンクは「リンクを持っている人が会話を閲覧できる」仕組みだからです。権限を細かく切ったり、期限を付けたりは基本できません。

ポイント

  • 会話共有は「会話の公開」です。会話に入れた情報は、そのまま見える前提で扱います。
  • 「名前は表示されない」みたいな安心材料より、会話の中身が公開されるほうがリスクは大きいです。

社内ルールへの落とし込み(そのまま貼れるテンプレ)

会話の共有リンクは原則禁止。共有が必要な場合は、個人情報・顧客名・契約条件・社外秘を削除した要約のみを共有する。テンプレ質問や回答例を共有する場合は、会話リンクではなく、社内ドキュメント(議事録/手順書)に転記して残す。

NG/OKの線引き(迷う人向け)

NG OK
会話共有リンクを社内チャットに貼る 要約(固有名詞・金額なし)を貼る
顧客名・契約内容入りの会話を共有 テンプレ質問と回答例だけ共有(汎用化して残す)
「あとで消せばOK」でリンクを配る そもそも会話に機微情報を入れない/入れたなら共有しない

もし過去に会話共有リンクを作ってしまったなら、設定画面から共有リンクを一覧で管理して削除できます。削除手順は別記事で画像つきでまとめます(タスク起票済み)。

デジタルスラムを防ぐ死なない運用チェックリスト

deadless_operation_4set

GPTを社内で“死なせない”コツは、台帳(見える化)+最小権限+月1棚卸し+引継ぎ1枚の4点セットにすること。

まず作る4点セット(成果物)

成果物 中身 置き場所 更新タイミング
GPT台帳 用途/所有者/権限者/外部連携/棚卸し日 社内共有(Notion/スプレッドシート) 作成・権限変更・棚卸し
権限付与基準 chat/view/editの既定と例外条件 社内規程(1ページ) 半年に1回
ナレッジ投入ルール 入れて良い/ダメの線引き 台帳と同じ場所 追加するたび
引継ぎA4一枚 目的/使い方/窓口/停止条件 台帳からリンク 担当交代時

権限付与基準(テンプレ)

役職/役割 既定の権限 例外付与の条件
現場(利用者) Can chat なし
教育担当 Can chat 教育目的に限りCan view settings(承認+台帳+期限)
運用担当(総務/情シス) Can edit 編集者は2名以上(単独は禁止)
部門長/経営者 閲覧(台帳) 外部連携・例外権限の承認

まとめ

summary_zero_accident

GPTs共有は「用途で仕分け→社内は最小権限→引継ぎルール」で事故をほぼ潰せます。特に社内共有のCan view settingsは“設計図の複製”になり得るので要注意です。

外部連携があるGPTは、入力が第三者へ送信され得ます。公開・配布前に必ず注意書きと承認フローを用意してください。

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